思い立つ吉日
「思い立ったが吉日」は、「何かをしようという思ったらすぐに始めるのがよい」という意味です。思い立った日こそが縁起の良い日と捉えて「思い立ったが吉日」ということわざができました。類語の「善(ぜん)は急げ」は、「良いと思ったことは即実行すべき」という意味です。真逆のアプローチに「今日の一針、明日の十針」は、「対応が遅くなってしまうほど負担が大きくなる」ことを表しています。その日のうちであれば一針で繕えるけど明日になると十針も縫う必要があるという意味があり、早く行動を起こせと伝えています。
「思い立ったが吉日、その日以降はすべて凶日」は某漫画で使われていたようです。2つのことわざを複合させている感じでとても共感出来ます。すぐに行動を起こさなければ損だよと諭してくれていますね。
頭では理解できる単純なことですが、思い立ったが吉日を実践できる人は少ないです。小職の主観ですが成功者に多い性質であると言えます。新しい未知の領域に足を踏み出すことは怖さがあり、経験にない事柄は否定したくなるのが普通人の思考と行動特性です。起業家たちはこの怖さに対する回路が数本切れていますので、リスクを肥やしに前進していく特殊な生き物です。あの人もこの人も5本くらい回路切れしています。そんな人達に魅力と期待を感じずにはいられません。