R6宅建試験
R6年度の宅建士試験の合格点について、大手予備校の予想が出揃っており、36~38点で収まるであろうという見方が主体となっています。私も宅建士講師を拝命されている立場にありますので、以下の要因がどのように左右するのか気になるところです。
1.不動産適正取引推進機構の宅建士の格を上げたい思惑
2.1受験者数の増加 ー 上限4万人の壁
2.2 ー 高得点者か低得点者のどちらの上昇率が高いかの分布
3.受験生のレベル向上
4.1出題の難易度 ー 正答率の分布
4.2 ー 個数問題、難問、判例問題の数
4.3 ー 5問免除の効果
4.4 ー 没問の有無
基本的には難易度が前年と同一であれば37点と考えていましたが、上記8要因を考慮すると36点および37点は五分五分の評価と判断します。受験生の皆様が一人でも多く合格できることを願っています。
念のためR6試験問題を解いてみましたが、問7、12、39を間違え、それ以外は正答に有りつけました。相対的にリベンジ組には取り組みやすく、初学者には難しく感じたのだろうと想像します。