コラム

サイト管理人のコラムです。

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直ちに速やか

「直ちに」という言葉は、「すぐに」や「即座に」という意味を持ちます。何かを迅速に行う必要がある場合に使われる表現です。例えば、「直ちに対応します」や「直ちに行動を起こしてください」といった文脈で用いられます。


「遅滞なく」という表現は、「遅れずに」や「すぐに」という意味で、迅速に行動することを強調する際に使われます。特に、何かの対応や処理を迅速に行う必要がある場合に用いられることが多いです。例えば、「遅滞なくご連絡ください」や「遅滞なく対応いたします」といった文脈で使われます。

「速やかに」という表現は、「すぐに」や「迅速に」という意味を持ち、何かを迅速に行うことを示す際に使われます。ビジネスや公式な文書などでよく用いられ、特に重要な対応や行動を促す際に使われることが多いです。例えば、「速やかにご対応いただけますようお願い申し上げます」や「速やかに問題を解決します」といった文脈で使われます。

 

3つとも迅速に行動を促す表現ですが、時間的な速さのニュアンスとしては、

直ちに>速やかに>遅滞なく

直ちにはいかなる理由をもってしても遅れてはならない、強い意味を持っています。

 

例えば駐車違反の車を移動しなさいと言う警察官の場合、

直ちに =何でもいいから今すぐに移動しなさい。

速やかに=運転手はいるのかな?条件がそろっているなら移動しなさい。

遅滞なく=え!トイレ行ってからでも良いですかって?仕方が無いから用を済ませたら移動しなさい。

 

 

 

どれも大差なく早くしなさいということですが、法律用語の要素としては要注意の表現ですね。

まあ、時間に追われない領域に到達したいものであります。

 

2025年03月21日

思い立つ吉日


「思い立ったが吉日」は、「何かをしようという思ったらすぐに始めるのがよい」という意味です。思い立った日こそが縁起の良い日と捉えて「思い立ったが吉日」ということわざができました。類語の「善(ぜん)は急げ」は、「良いと思ったことは即実行すべき」という意味です。真逆のアプローチに「今日の一針、明日の十針」は、「対応が遅くなってしまうほど負担が大きくなる」ことを表しています。その日のうちであれば一針で繕えるけど明日になると十針も縫う必要があるという意味があり、早く行動を起こせと伝えています。
「思い立ったが吉日、その日以降はすべて凶日」は某漫画で使われていたようです。2つのことわざを複合させている感じでとても共感出来ます。すぐに行動を起こさなければ損だよと諭してくれていますね。



頭では理解できる単純なことですが、思い立ったが吉日を実践できる人は少ないです。小職の主観ですが成功者に多い性質であると言えます。新しい未知の領域に足を踏み出すことは怖さがあり、経験にない事柄は否定したくなるのが普通人の思考と行動特性です。起業家たちはこの怖さに対する回路が数本切れていますので、リスクを肥やしに前進していく特殊な生き物です。あの人もこの人も5本くらい回路切れしています。そんな人達に魅力と期待を感じずにはいられません。


2025年03月13日

取捨する神々


「選択と集中」という概念は、主に経営戦略やビジネスの文脈で用いられる用語で、特定の分野や事業にリソースを集中させることで、競争力を高めたり、効率を向上させたりすることを指します。数十年前にやたらと目についたワードでもあります。

1. 定義
選択: 企業や組織が複数の事業やプロジェクトの中から、特に重要なものや成長が見込まれるものを選び出すこと。
集中: 選ばれた事業やプロジェクトに対して、資源(人材、資金、時間など)を集中的に投入すること。


2. 目的
競争力の強化: 限られたリソースを最も効果的に活用することで、競争優位を確立する。
効率の向上: 無駄を省き、特定の分野に特化することで、業務の効率を高める。
リスクの軽減: 特定の事業に集中することで、リスクを分散させることができる場合もあります。


3. 実施例
事業ポートフォリオの見直し: 企業が不採算部門を切り捨て、成長が見込まれる事業に注力すること。
新製品開発: 特定の市場ニーズに応じた製品開発にリソースを集中させることで、成功の可能性を高める。


4. 注意点
過度な集中: 選択と集中を行う際には、過度に特定の分野に依存することによるリスクも考慮する必要があります。市場の変化や競争環境の変化に柔軟に対応できる体制が求められます。



選択し集中する。乱暴な言い方をすると、捨てる選択を無限に繰り返していくターンとなります。何かを得るために何らかの代償を支払うのは、等価交換の現代社会においては常套です。弊社も捨てられ、捨てて、拾われて、拾い、の4フェーズを無限に続けています。環境の変化に伴って身の振り方を替えざるを得ない状況が生じたりもします。心の揺らぎや葛藤は日常茶飯でありますが、大きな夢と利害関係者の期待に応えるために自信をもって前進してまいります。


2025年03月11日

☆不動産事業

R5年宅建士試験を独学で夫婦仲良く45点で合格し、
R6年7月に即独立オープン、半年経過の現時点で何とか軌道に乗ろうとしています。
試験~登録~免許~店舗出店~諸経費等で総額800万円ほどの先行投資ですが、
年内には回収できる計画で事業活動を行っています。

前段の夫婦が同得点で合格できたことについては、
模擬試験で妻に平均2点ほど遅れを取っていたため、
結果的に夫婦間の序列に影響を及ぼさず安堵しました。
頑張った記念の得点開示請求の画像をUPしています。

後段の開業費用については、
弊社は起業家支援補助金の支えが大きかったです。
皆さまが自宅兼事務所で開業するとしても、
先6か月の運転資金と併せて1千万円を用意しておくと良いでしょう。
創業支援の専門家に依頼する方法もあります。

四半世紀の時が経過して、
不動産業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。
AIツールがふんだんに活用されて合理化・効率化と進展したものの、
重大な意思決定は人対人の感情を揺さぶる対話からなされ、
本質は古今東西変わることがないように感じます。

2025年02月08日

R6宅建試験

R6年度の宅建士試験の合格点について、大手予備校の予想が出揃っており、36~38点で収まるであろうという見方が主体となっています。私も宅建士講師を拝命されている立場にありますので、以下の要因がどのように左右するのか気になるところです。

1.不動産適正取引推進機構の宅建士の格を上げたい思惑
2.1受験者数の増加 ー 上限4万人の壁
2.2        ー 高得点者か低得点者のどちらの上昇率が高いかの分布
3.受験生のレベル向上
4.1出題の難易度  ー 正答率の分布
4.2        ー 個数問題、難問、判例問題の数
4.3        ー 5問免除の効果
4.4        ー 没問の有無

基本的には難易度が前年と同一であれば37点と考えていましたが、上記8要因を考慮すると36点および37点は五分五分の評価と判断します。受験生の皆様が一人でも多く合格できることを願っています。

念のためR6試験問題を解いてみましたが、問7、12、39を間違え、それ以外は正答に有りつけました。相対的にリベンジ組には取り組みやすく、初学者には難しく感じたのだろうと想像します。

2024年11月10日
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